スコットランド って国なの?イギリスを理解するために知っておきたいこと。

What is Scotland?

みなさんはスコットランドを知っていますか?

知ってそうで知らないスコットランドを知るために

あるスコットランド 人女性のコラムからスコットランドについて学びたいと思います。
(コラム原文は一番下にあります。)

どこの国から来ましたか?(どちらの出身ですか?


日本に住み始めてから何度も聞かれてる質問です。

こんなのは簡単な質問だと思うでしょう?

しかし

私の場合は少し複雑です。

私はこう答えます。

スコットランドから来ました。

スコットランド ?

大抵の人はスコットランドを知っています。

特にヨーロッパの人たちや北米の人たちは興奮したように答えます。

ウィスキー、ゴルフ、天気が悪いなど。

北米の人たちの場合、たくさんの人たちの祖先がスコットランド出身であることなど思い思いのことを語ってくれます。



日本の場合、少し話が変わってきます。


キョトンとされたり、全くわからない方も多くいます。スコットランドを知っている年配の男性の場合、ウィスキーのがらみのことが多く、ウィスキーの自分の好きな銘柄などを細かく教えてくれたりします。(逆に私が聞いたことないようなものまでも。。。)

または、北欧の国とこんがらがっているのかムーミンのことや『雪がたくさん降るんでしょ?』

と言われたりします。(意外と雪はそんなに降らないんですよ。)



こういった反応をされた場合、

私はこう言ってみます。

UKです。(ユナイテッド・キングダム、さらにはイギリスです。)と。。。

このフレーズがさらに人々を混乱させるともとあるようで、

スコットランドをアイルランドだと思っている人もいたり

ミニ地理の授業がはじまることもあります。


これはおそらく日本語の「イギリス」という国を指す単語がイングランドから来ていて

UK全体を表すものではないからです。

そしてこうなってしまうのも私自身理解できるのです。

ここから少し難しい話になってきます。

スコットランドというのは国なのです。(日本がそうなのと同じように)

しかし独立国家ではない。

ユナイテッド・キングダムの一つの国、

ユナイテッド・キングダムというのはグレートブリテン島と北アイルランドにある4つの国の総称であり、つまり、イングランド、スコットランド 、ウェールズ、北アイルランドの総称なのです。(実際にはもっともっと複雑です。世界の至るところに大英帝国時代の名残があるので。)


スコットランド には独立した政府機関や法律があります。

これがスコットランドが国であるということを示しています。

スコットランド人には個性的な国民性があり、他のUKの国とも違う歴史を歩んできたのです。

スコットランド 人はイギリス人(british)であるということよりもスコットランド 人であることを第一に考えます(britishではないという人もいるぐらい)。

このことからスコットランドではいつでも独立の議論が行われるのです。

この話は次の機会まで置いておきましょう。

もしあなたがスコットランド の人にあったら、イングランド人(English)と呼ばないように気を付けてください。

これはただの冗談ですが。

私は間違えられることに慣れていますし、UKの構造が風変わりなのも理解しています。

こういう時には丁寧に嫌味にならないように訂正します。それによってUKとスコットランドのことを少しでもわかってもらえて、私たちの素晴らしい wee(ちっちゃな)国に興味を持ってくれたらいいなと思います。(weeはスコットランドで使われるsmallという意味の言葉)

おわり



まとめに入ります。

日本語のイギリスというのは英国ですがもともとポルトガル語のイングランドを指す言葉からきているという説やEnglish/イングリッシュからきているものでどちらにしてもイングランドを指す言葉で、UK全体を指すものではないため間違えやすい。

ですからスコットランド 、ウェールズ、北アイルランドの人たちに対してかれらをイングリッシュと呼んでしまうことは少し失礼に当たるようです。

ただ彼らはそう言われることに慣れすぎているみたいです。

これを避けるにはUKから来た人に対してはひとまずBritishと呼んであげましょう。それぞれの国名を挙げてあげるとなお良いと思います。(北アイルランドの人にはBritishというのもまた違うなど複雑なとこがありますが。。。)

スコットランドは国であるが独立国家ではない。

スコットランドが独立国家ではないということはイングランドも独立国家ではない。

イングランド、スコットランド 、ウェールズ、北アイルランドの4の国が集まり the UK(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)という一つの連合国を構成しています。

それぞれの国には独立した政府機関があります。

ありがとうございました。

たまにスコットランド のことを書こうと思いますので次回もお楽しみに。

原文 by A.Cook

What is Scotland?

Since living in Japan, I’ve had this question asked of me more times than I can remember: ‘Where are you from?’. Simple, straightforward question, right? Well, no. It’s a little more complicated in my situation; you see, I’m from Scotland.

Scotland? Everyone knows Scotland, land of whisky, golf and bad weather. Our European friends have most likely visited there, and some North Americans excitedly claim their ancestry as Scottish. But in Japan? It’s a different story… Upon giving my answer, I’ll either get a blank look and the signs of someone racking their brain to remember where Scotland could possibly be; or (in the case of elderly men especially) ‘Aah! I love whisky!’ and they’ll proceed to name their favourite types, which I usually have never heard of. I also occasionally get people confusing Scotland with Nordic countries, as seen by replies such as ‘I love the Moomins!’ and ‘It must snow a lot’ (it doesn’t). 

In the case of the first reaction, I’ll often have to say ‘the UK’  to help them out a bit, but this often confuses people further, some then thinking Scotland is Ireland, which goes into me giving a mini geography lesson. To make things even more complicated in Japan, イギリス is often translated as ‘England’, not the UK. All of this makes for an unexpectedly messy exchange, which I totally understand. Scotland’s status IS complicated, and that is what makes it a special and interesting place.

In very simple terms, Scotland is a country, but not an independent one. It is part of the UK, or The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland if you want its full and rather long-winded name. Scotland has its own government and many of its own laws, differentiating it from the rest of the UK. Scotland also has a strong national identity, with a rich and varied history, culture and traditions. Many Scottish people will consider themselves Scottish first, British second (or not at all!). This is why the issue of independence is always present in Scottish and British political discussion…but let’s talk about this another day!

So if you meet me or another Scottish person, just make sure not to call us English! Only joking, I’m used to the mistake, and I know the UK’s setup is unique. I now politely correct people – not to be a jerk – but so that I can spread a little more awareness about the UK and Scotland, and maybe get people curious about our wonderful wee (Scottish word for small) country! 

トム・ミッシュ – Tom Misch & Yussef Dayes

トム・ミッシュ(Tom Misch)とヨセフ・デイズ(Yussef Dayes)の合作コラボのアルバム『What Kinda Music』が絶妙にカッコいい。

トム・ミッシュはもうすでに日本でもライブしたりしていて知ってる方もいると思いますが英国ロンドン出身の期待の若手代表みたいなアーティストです。ジャズ、ソウルを中心に多彩な音楽を操るアーティスト、もちろんカッコいいんですが個人的にですが少し彼の歌声が甘すぎるというかcheesyな気がしてしまうのです。あえて英語書きましたごめんなさい。一方ヨセフはジャズのドラマーで恐ろしく男好みのドラムを叩くというか薄暗いバーでウィスキーみたいな音楽をする人です。

この二人のコラボアルバム、見事に二人の良さが混ざり合っていてすごくいい。

ぜひ一度聞いてほしい。

ちなみにトム・ミッシュは今年Fuji Rock出演予定です。。。。まあ、どうかなーー。だけど

Gus Dapperton – First Aid

ガスダパートンの新曲『 First Aid 』が4月22日に発売された。今までのメローなポップな楽曲、最近のクラブ、エレクトロな楽曲から想像しなかった流れで来た。もっとポップなノリのいい曲が来るかと思っていたのでいい意味で驚きました。

もちろん今までもこういう内面に訴えかけて来る曲はあったので全く今までと違うとは言えないんですけどね。この曲はなんかセンチメンタルな感情を説くような映画とかのエンディングに使われそうなふわっと悲しげで抽象的な曲です。

お姉さんのコーラスも何気にレベル高くて音楽的にもかなり完成度が高くなってきました。

以前にもガスの記事を書いていますのでよく知らない人は軽く見てみてください。

次はいつ日本に来てくれるんだろう。楽しみだ。

たそがれブログのカレーまとめ

ようこそ、たそがれカレーブログへ。

このページはたそがれブログのカレーのまとめのページになっています。

たそがれカレーは基本できる限り出来合いのカレールーを使わない手作りスパイスカレーのレシピブログサイトです。果物を使ったり、変わった組み合わせのカレーを作ったりして楽しく新しいカレーを日々研究開発しています。

カレーリスト

薔薇とサフランのフローラルなペルシャのカレー
めっちゃ体にいい野菜の王様、モロヘイヤのキーマカレー
紫色のカレー、ビーツと牛肉のカレー
人生で一度は食べたいキウイのカレー
きのこ好き必見。ネパールのキノコと豚肉のカレー
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卵がゴロゴロ。卵好きにはたまらない、ベンガル卵カレー
健康すぎるカレー。甘酒ヨーグルトカレー
ポルトガルのカレー。ヴィンダルー 
黒胡椒が香るペッパーチキンカレー
イギリス生まれのカレー。チキンティッカマサラ
野菜たっぷりカレー 


まだまだこれからも追加していくのでまた見に来てくださいね。

ありがとうございます。

薔薇とサフランのフローラルなペルシャのカレー

ペルシャのカレー by tasogareblog

今回のたそがれカレーブログはペルシャのカレーを紹介したいと思います。薔薇とサフランを使ったフローラルな上品なカレーです。

みなさんはペルシャ(ペルシア)ってどういうイメージでしょうか?
ペルシャ猫とかですか?絨毯とかも有名ですね。
でもペルシャというとなんだかわかりにくいですがペルシャは今で言うとこのイランのことです。

イラン料理自体もなかなか想像つきにくいかもしれませんが少しトルコ料理に似ているかもしれません。羊の肉を使った料理や米を使ったピラフや実はカレーのような煮込み料理もあったりするんです。

そして今回はそのイランで食べられる料理をアレンジしてオリジナルカレーを作ることにしました。

イラン料理によく使われるものの一つに高級スパイスのサフランがあります。今回のカレーでキーになる食材です。独特の香りが食欲をそそるのですがインドのサフランライスやスペイン料理のパエリアに使われたりもしますのでご存知の方も多くいるかと思います。

そしてもう一つ重要な食材がローズペタルです。つまりはバラの花なのですがこちらもイランではよく使われる香り付けの食材でお菓子やお茶に使われます。今回は隠し味で使っちゃいます。ほのかに香るバラの香りが上品さを後押しします。

なかなかオリジナルの強いカレーになったかと思うので興味のある方はぜひ試して見てくださいね。

めっちゃ体にいい野菜の王様、モロヘイヤのキーマカレー

モロヘイヤカレー by Tasogareblog

なんと今回はモロヘイヤのカレーを作りました。
野菜の王様と言われるぐらい体にいいのはなんとなく知っている人が多いと思うのですがモロヘイヤってどう食べたらいいのかわからないという人にこのキーマカレーを紹介したいです。

モロヘイヤについて語る上で欠かせないのがβカロテンが豊富であるという点です。βカロテンと言われるとなんだかわかりにくいですがβカロテンは体内でビタミンAに変わる栄養素と思ってください。そのβカロテンはシミを抑制する効果をはじめ、皮膚、粘膜の強化、視力の維持などの効果が期待できるスーパー野菜なんです。おひたしなどにしても食べれますがカレーに入れてしまえばある程度量も簡単に食べれますし美味しいのではと思ってこのカレーを考えました。

モロヘイヤは叩けば叩くほどネバネバが増す性質があるので苦手な人はざく切りで使ってください。好きな方は細かくみじん切りにするように包丁で叩けばネバネバが増すのでお好みに合わせて作ってください。